カルロス・ゴーン元会長の闇

日産をV字回復させた、カルロス・ゴーン元会長が逮捕されました。

どの様な罪で逮捕されたのか、詳しく解説していきます。

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カルロス・ゴーン元会長の経歴

引用:https://www.kantei.go.jp

罪状を解説する前に、日産をV字回復させた、豪腕カルロス・ゴーン元会長の

経歴を紹介したいと思います。

年号 経歴
1954年3月9日 ブラジル生まれ
1978年 ミシュラン入社
1985年~1989年 ブラジル・ミシュラン社長
1989年 北米ミシュラン子会社社長兼CEO(最高経営責任者)
1990年 北米ミシュラン会長兼社長兼CEO(最高経営責任者)
1996年10月 ルノー入社
1999年6月 日産自動車COO(最高執行責任者)
2000年6月 日産自動車社長
2001年6月 日産自動車社長兼CEO(最高経営責任者)

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カルロス・ゴーン元会長は何故逮捕されたのか

引用:https://www.ichifuna-law.com

これだけ優秀な人が何故東京地検に逮捕されたのでしょうか。

罪状は次の様になります。

  1. 金融商品取引法違反(有価証券報告書不実記載) 逮捕
  2. 特別背任罪 再逮捕
  3. 所得税法違反?

これだけでは、何がなんだかわかりませんね。

一つ一つ解説していきたいと思います。

金融商品取引法違反(有価証券報告書虚偽記載)

有価証券報告書は、上場企業などが投資家の投資判断材料にする為、事業年度毎に

会社の業績をまとめて、国(内閣総理大臣)と証券取引所に提出する書類です。

有価証券報告書に虚偽記載を行った場合は、

  • 10年以下の懲役
  • 1000万円以下の罰金

以上の片方又は併科(両方)となります。

又、法人に対しても7億円以下の罰金となります。

カルロス・ゴーン元会長は、この有価証券報告書の『報酬の過少申告』を行ったようです。

有価証券報告書の中には、財務諸表(会計書類)が含まれており、今回の件はこの財務諸表

の虚偽記載が行われた様です。

特別背任罪

特別背任罪は、会社の取締役などが、自分や第三者の利益を図って、任務に背いた行為

をして、会社に損害を与える犯罪です。

カルロス・ゴーン元会長の場合、日産自動車の資金を、私的に支出する重大な不正行為が

あった模様です。

この場合、事実であるならば、会社法の特別背任罪や刑法の業務上横領罪に当たります。

  • 取締役による特別背任罪(会社法960条Ⅰ③) 10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金もしくは併科
  • 業務上横領罪(刑法253条) 10年以下の懲役

所得税法

所得税は所得に応じて課せられる税金です。

『報酬の過少申告』という事は、確定申告書の内容も、過少申告されていたという事に

なります。まだ捜査段階ですのではっきりしませんが、財務諸表の虚偽記載が行われて

いたとすると、こちらも関連してくる事になります。

今後の行方

引用:https://blogos.com

今月11日弁護側が保釈請求したが、15日に却下され、準抗告も17日に棄却されている

所を考えると、東京地検はかなりの確信を持っている様に思われる。

今後裁判で罪状が明らかになっていくものと思われる。

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まとめ

頭脳明晰で経営手腕に優れた、カルロス・ゴーン元会長だが、なぜこの様な事を行ったので

あろうか。お金に関しては、既に十分過ぎる蓄えがあったはずで、通常では犯しがたい

行為である。やはり当事者になってみなければ、わからない事である。

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